東京医大入試についての報道から思うこと
今回は長文になってしまいました(-_-;)
お時間無い方はスルーしてくださいませ。
東京医大絡みのニュース、色々と報道されてますね〜〜。
女子学生の人数を意図的に減らすよう操作してたとか。
このニュースを見た時、私「あれ?皆んな今まで知らなかったの??」って思いました。
私が大学受験をした20ウン年前は、医学部受験を目指してた人でそのことを知らなかった人はいなかったんじゃないかなー。
実際塾の先生には、「○○大学は女子は10人!しかもその内現役生が9人!浪人女子は1人だぞ!」って聞かされてましたし。
最近は男女比が1:1くらいの医科大も多いみたいですが、当時は2割くらいが普通だったのかなぁ。
今から思うと、ヒラリークリントンじゃないですが「ガラスの天井」ってやつですよね。
男女共同参画的に時代も変わって、こういう女性差別(女性差別って、自らではどうすることも出来ない境遇に対する差別だから、ヘイトにあたりますよね?)は断固反対という声が高まっているのは、とても喜ばしい事だと思います。
男性医師と同じように女性医師も働けるように、社会制度を変えろ、託児施設を増やせ、など、たしかに良いことだと思いますが、女性医師が男性医師と同じように働くためには、そういうハード面だけ整備されても厳しいんですよね。
実際、私の周りには外科医として第一線で活躍してるような友達や海外出張もバリバリあるような会社勤めの友達とかいますが、皆んな大変そう。
そして子供がいるところは、ママ以上にパパが子育てや家事をしてる(もしくは家事は外注 笑)。
そうなんです、男性の意識が変わらないと難しいってことを言いたいんです〜。
医学部時代の友達は、やはり親も医者ってパターンは多かったのですが、ほぼほぼお母さんは専業主婦。
家を守ってくれたからお父さんは外で36時間勤務とか出来たわけです。
しかし今夫婦でそんな風に働いてたら、子供はどうなる?!
だからスタイリストの大草直子さんのご主人のように(私、大草さん大好きなんです 笑。 スタイリングだけじゃなく、考え方もそのご家族も)、「今は直子の仕事を優先するタイミング。だから僕が家庭をフォローするよ」と宣言し、家庭に入る決断をするような男性が増えたら、また世の中は変わるのかなぁ。
そうなったら今度は女性が住宅ローン背負ったりして、昔の企業戦士のように歯をくいしばって働かなきゃいけませんけどね。
私も今は子育て(中学受験がほぼほぼ占めてますが…)を優先させたいので時短で働いていますが、子供が自分で将来を見据えて勉強できるようになったら、ダンナと相談して夫婦のライフスタイルを変えたりするのかなー。
と、前置きが長くなりましたが(これが前置きかーい!)
私が教育について思うこと。
私は子供達に、「なぜ勉強するか」と聞かれたら「自由を得るために」と答えてます。
実際偏差値高い学校の方が、校則が緩く、ひいては校則が存在しなかったり、生徒の自主性を重んじてくれますよね。
特に女性は仕事を持っているかで、人生の自由度がかなり変わるなぁと思ってます。年収やその他の付録に惑わされることなく自分が本当に結婚したいなと思う相手を選べますし、万が一結婚生活が続けられないような状況になったとしても、自分と子供が食べていくのに困ることもない。
そんな私も、結婚では自我を通しましたしね 笑。
なので、娘には何かしら手に職つけてもらいたいなー。
ガラスの天井をぶち破れーー!(*゚▽゚)ノ